
AIを使ってみたものの、
「思ったような答えが返ってこない」「指示の出し方が分からない」
と感じたことはありませんか?
私自身もAIを使い始めたばかりの頃は、
何をどう書けばいいのか分からず、何度もやり直していました。
そんなときに重要だと気づいたのが「プロンプト」です。
この記事では、AI初心者の方に向けて、プロンプトとは何か、
基本的な書き方、注意点、そして少しずつ上達していくためのコツを解説します。
完璧を目指さなくても大丈夫です。一緒に少しずつ理解していきましょう。
初心者がやりがちなプロンプトの落とし穴
まず多くの初心者がやってしまうのが、あまりにもシンプルに指示をしてしまうことです。
一見すると問題なさそうですが、実はここに大きな落とし穴があります。
たとえば、
「プロンプトについて説明して」
「このテーマの画像を作って」 といったプロンプトです。
人間同士の会話で考えてみると分かりやすいですが、
これだけの情報で「相手の理想通りの答え」を出すのはかなり難しいですよね。
AIも同じで、指示があいまいだと、
どこをゴールにすればいいのか分からなくなってしまいます。
結果として、 内容が浅い・難しすぎる説明になる
イメージと違う画像が出てくるといったことが起こりやすいです。
なぜ指示があいまいだとAIは迷子になるのか
AIはとても賢いですが、こちらの意図を勝手に察してくれる存在ではありません。
プロンプトに書かれた情報をもとに、「一番無難そうな答え」を出そうとします。
そのため、「誰に向けた説明なのか」「どのレベルの話なのか」が書かれていないと、
AIは平均点を狙った、ぼんやりした回答を返すことが多くなります。
たとえば、同じ内容でも、
小学生に説明する場合と、専門家に説明する場合では
言葉の選び方も、情報量も、まったく違いますよね。
「誰に向けて話せばいいのか」が分からない状態では、
AIとても不安定になってしまうのです。
初心者はまず「誰に向けて」を指定する
初心者の方に一番おすすめしたい改善ポイントは、
プロンプトに「誰に向けてなのか」を書くことです。
たとえば、次のように少しだけ情報を足します。
「AI初心者に向けて、専門用語を使わずに、AIプロンプトについて説明してください」
これだけで、AIの回答はかなりやさしく、
分かりやすいものになります。
特別なテクニックは必要ありません。
対象となる人のレベルを伝えるだけで十分です。
さらに具体的にするなら、
・小学生でも分かるように
・知識ゼロの人に向けて
・AIを使い始めたばかりの人向けに
といった表現も効果的です。
上級者向けプロンプトでは「誰に向けて」を書かない理由
一方で、AIを使い慣れてくると、
「誰に向けて」という指定はあえて書かないことも増えてきます。
これは、対象読者がすでに想定できているからです。
その代わりに重要になるのが、
・AIの役割 ・前提条件 ・出力形式 といった情報です。
たとえば、
「あなたは〇〇の専門家です」
「前提として、基本用語の説明は不要です」
「HTML形式で出力してください」 といった指定を行います。
上級者向けのプロンプトでは、
「誰に向けて」よりも 「どういう成果物が欲しいのか」を
明確にすることが重要になります。
「どんな風に」を言語化することが大切
プロンプトで意外と軽視されがちなのが、
「どんな雰囲気で作ってほしいか」という部分です。
ここを言語化できるかどうかで、満足度は大きく変わります。
文章を書く場合であれば、
・専門家っぽく ・やさしくフレンドリーに・SNS向けにカジュアルに
といった指定が有効です。
画像生成の場合でも、
・可愛くデフォルメしたイラスト ・リアルな写真風 ・綺麗で幻想的な雰囲気 など
自分の頭の中のイメージを言葉にして伝えることが大切です。
正確な言葉でなくても問題ありません。
「こんな感じ」という感覚を、そのまま書いてしまって大丈夫です。
思い通りにいかなくて当たり前
どれだけプロンプトを工夫しても、一発で理想通りの結果が出ないことはよくあります。
特に画像生成では、「なんか違う…」と感じることも多いでしょう。
ですが、それは失敗ではありません。
AIは、修正しながら使うものです。
少し条件を足す、表現を変える、言い回しを調整する。
その繰り返しの中で、だんだんと「自分なりの指示の出し方」が見えてきます。
AIはプロンプト次第で、優秀にもポンコツにもなります。
最初から完璧を目指さず、粘り強く修正を繰り返していきましょう。
あなたも、今日から少しだけプロンプトを意識して、AIと向き合ってみませんか。



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